ポンプ形式について

渦巻ポンプ
カスケードポンプ
ギアポンプ
ピストンポンプ
大きくこの4つに分けられます。

<遠心ポンプの原理>

水滴の付いた雨傘をぐるぐる回して水を飛ばす時や、洗濯機の中の水のように、水をぐるぐる回して、つまり遠心力を与えて液体を動かすのが、遠心ポンプの原理です。

「ケーシング(容器)内で羽根車を高速回転して、水に作用する遠心力を利用することにより、モーター回転の駆動エネルギーを羽根車を回して、圧力エネルギー、または速度エネルギーの形で水に与え、低い所から高い所へ連続して揚水するもの」が遠心ポンプの原理です。

渦巻ポンプは遠心ポンプに当たります。カスケードポンプは遠心力を利用しているので遠心ポンプの一種とも言えますが、構造上仲間に入れない場合もあります。

渦巻ポンプ



 ボリュートポンプとも云い、羽根車が回転し流体が渦巻を起こし、その力で吸い上げたり押し上げたりします。
 工業用、農事用、一般ビル加圧用、家庭用(深井戸用)等、もっとも多く使われているポンプ形式と言えます。
 
 水中ポンプも渦巻式の一種です。
 
 押上圧力は低圧から6K(60m)程度の高圧まで様々です。羽根車を何段か重ねることによりさらに高圧を得ることが出来ます。これが多段渦巻ポンプです。

この、渦巻ポンプで、羽根の回りに案内羽根の付いた物がタービンポンプです。タービンポンプはさらに高揚程を得る事が出来ます。多段タービンポンプはさらに圧力を上げられます。

 吸込揚程は通常は6〜7mが限度です。

カスケードポンプ



 渦流(かりゅう)ポンプとも云います。羽根車がケーシング内を高速回転し過流を起こし吸い上げ、押し上げするポンプ形式。
 
 渦巻型よりも吸込・押上揚程(圧力)とも上がりますが、流量は少ないです。
 
 家庭用の浅井戸ポンプは殆どがこの形式です。産業用にも使われています。

ギアポンプ



 ギアの形状をした羽根車が低速で回転し、流体を移送する形式のポンプ。中小量の燃料移送用に多く使われています。

ピストンポンプ



 ピストンの前後運動により流体を吸い上げ、押し出すポンプ。吸込揚程を真空に近づけることが可能。
 
 手押しポンプもこの形式なので10m近くまで吸い上げることが出来るのです。
 
構造上流量は少ない。また10K以上の高圧を得ることも可能で、デールポンプ、高圧洗浄ポンプなどもこの形式のポンプが使われています。

自吸式と非自吸式について

自吸式ポンプはポンプの吸込口付近に主にゴム製の逆止弁が取り付けられていて、さらに空気分離室が着いていて、ポンプ本体に呼び水するだけで揚水するように作られたポンプ。

非自吸式ポンプは吸込逆止弁や空気分離室が無く、自吸能力がありませんから、押込運転(ポンプに水が流れ込む)以外は吸込管の先にフートバルブを取り付け、吸い込み管全部に呼び水をする必要があります。

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