使いたいとは思いながら、なかなか手の出ないステンレス製ボールバルブ。
フルボア(流路が配管と同径の物)タイプだと相当高価なのでは・・・?
・・・確かにそうでした。ONDAがSUS304のフルボアボールバルブ、SBFF2型を出すまでは・・・。
ONDAさんは今までのSUS316タイプでも他社さんと比べるとかなり安かったのですが、今回のSUS304で決まりでしょう。もちろん、一流メーカー、国内生産品ですから品質も安心です。
銅管、ステンレス配管、塩ビ配管にはそのまま使えます。
ライニング鋼管でご使用の場合は、電位差のある異種金属間接合ということで、わずかな鉄の(管内の)露出部分が腐食を呼びますので、管端コアをお使いいただくなど防食処理を行ってください。
露出したネジ部分にはFⅡVなどのヘルメを塗るといいでしょう。
埋設もOKです!
住宅、水処理、上下水道、食品をはじめ化学産業機械、公害防止機器、半導体に至るまで幅広くご使用になれます。飽和蒸気にも(1Mpa迄)ご使用になれます。
特におすすめしたいのが井戸水または金属腐食のしやすい水道水用。
井戸水はその場所の水質にもよりますが、黄銅や青銅製のボールバルブなどは、年月が経つと中のボール部分が腐食してしまって止水不良となる場合があります。ゲードバルブなどでも、中のゲード部分が腐食のために軸から外れて下に落ちたままとなり、管路を塞いでしまい、ハンドルを回しても水が出ない!といったケースを多々見受けます。
それがステンレスボールバルブなら経年劣化がほとんど無く、よって漏水等の心配もなく、5年後10年後のトラブル判断の時にもお役に立ちます。
井戸ポンプを取り替える時に、吐出側にONDAのSBFF2ボールバルブを付けておけば、後々「水を出していないのにポンプが作動してしまう」といったトラブルが起きた時に、トラブルの原因がポンプの方なのかそれとも配管の方なのかを特定するのが容易となります。
後から配管の途中にバルブを取り付けるのという事は、取り付けスペースが無かったり配管取り回しが難しかったりで結構大変なものです。ポンプ交換又は新設時に、ONDAのフルボアステンレスボールバルブのお取付をおすすめいたします。
水道水の場合は、大抵は井戸水に比べて金属腐食しにくいのですが、地域によっては水質の影響でボイラーの缶体(銅製)に穴が開きやすい等という場合もあります。ボイラ缶体に穴が開くような水質ではもちろん青銅、黄銅製バルブも腐食します。
バルブを思い切ってステンレス製に代えればバルブトラブルから解放されます。
ONDAのSBFF2型(定価は下表参照してください)なら、JIS10Kゲードバルブよりお安い価格で(KITZ JIS10Kゲードバルブ25Aが定価13,800円。2021年10月現在)交換が出来ます!