やっぱ圧力スイッチは国産品だな
最近、ポンプ制御用の圧力スイッチが海外生産品が多い。
メーカー事情も色々あろうから、まあ、ここではあまり言うまい・・・。
で、ポンプを修理する際に、値段がそれほど違わなかったので、植田製作所製の、このPU3型圧力スイッチを取り寄せてみた。
PU型は以前にも使用した事があるが、その現場では15年くらい使用していてトラブルは無い。
あれ?何かずっしり重いんですけど・・・。こんなに重かったっけ?
中を見ればこの小さなボディーにこの分厚い金属板を使ったメカニカル部分!
使っている電線も太い。大電流用じゃないのに・・・
さすがMADE IN JAPAN!
ほんとに丈夫そうだ。10年や20年は軽く保つのでは無いか。
ポンプ全体が駄目になってもこの部品はまだまだ使えるな。
さて、もう一カ所・・・
今度は旧松下タイプの浅井戸ポンプだ。
チャタリングが原因で接点というより圧力スイッチ可動部にガタがきた模様。
圧力が下がっても作動しないのだ。だがポンとたたいてやると動く。
このポンプは100V300Wなので結構な電流が流れる。モーターだから通常の何倍もの始動電流が流れる。
先ほどのPU3型では直接制御は出来ない。
そこで、同じ植田製作所 P-3型 の登場である。これはそもそも大電流用に作られているので昔からの浅井戸ポンプや小型コンプレッサーのような、モーターの電源を直接ONOFFするのに向いているのである。
Pシリーズは圧力範囲によってP-3,P-6,P-10型がある。0.35Mpaまでの制御なのでP-3型を使う。
圧力を1.4~2.4Kの範囲で作動するように調整してやる。角形なので、ねじ込すると周りの部品に当たってしまうため、10Aの白ユニオンを使った。(写真がわかりにくくてすみません)こうすれば圧力スイッチONOFF式の大概の浅井戸、深井戸ポンプには対応出来る。(ONとOFFの圧力差0.1Mpa以上で設定可能)
接点が2組あり、100Vなら0.75KW、三相200Vなら2.2KWまでの直接制御が可能だ。
植田製作所製のスイッチは接点も交換出来るのだ。最強じゃないか。
ガンバレ!(^^)! 日本製!!
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